【現状 ~ 方向性 ~ これからの描くべき未来へむけて】
ロレオールでは、「ポーラスタープロジェクト」の掲げる理念の基に、活動できる拠点を岩手・北三陸に位置する『田野畑村』において、その第一歩をスタートいたしました。このプロジェクトは独自に存在する豊かな地域資源をまとめながら、その土地の特性を総合的に活かしたモデルスタイルの構築を実現する事で、これまでになかった新たな価値を創出し誰もが参加できる持続可能な地域づくりを目指します。
【ポーラスタープロジェクトの柱】
◆小さな市区町村の強みである機動性を活かした、コンパクトな村にしかできない取り組みを行い、人口減少に対して向き合って行く。
◆人、食文化、歴史、風土、自然環境、観光をいまいちど再認識するきっかけ作りを通じて、郷土のさらなる強みを見出す。
◆その土地にしかない(独自性、希少性)のあるものを中心に掘り起こし、あたらしい価値を創出する。
◆健康で夢と活力のある地域づくりをめざし、これからの時代における食と観光のあらたな展望を明確にして行く。
◆その地域・土地に根ざした料理人の育成を推進する。
【具体的な活動計画】
◆6次産業化に向けての地域特性を活かした食産業の支援
◆地元食材をメインに使用した豊かな資源を学ぶ「食育」事業
◆医師・栄養士・料理人・生産者の連携による地元住民健康教室・食事会の実施
◆一流シェフたちとの連携事業
◆食と観光をイメージ・マッチングさせた「まちづくり」(村づくり)
◆地域産業と企業とのコラボレーション
【これまでの取り組みと活動内容】
◆産地訪問シェフツアー(NPO法人 ソウルオブ東北との連携)
・生産者との交流を通じて、楽しみながら産地・観光資源・食材・地域の歴史・文化、風習を学んでもらう、料理講習会の実施など
シェフたちによる田植え作業 田植え後の食事会 パーティーの様子
漁師さん・漁協・加工場の方々とのミーティング 料理講習会 シェフたちへ地域伝統芸能の披露
◆生産者とシェフをつなぐ交流商談会およびシェフによるデモンストレーション 『サロン・デュ・イーハトーヴォ』(岩手県との連携)
会場の様子 田野畑村のブース 生産者さんの紹介
一流シェフたちによる生産者の食材を使用したデモンストレーションの様子(2014年2月 虎ノ門ヒルズ ピルエットにて)
【直近店舗予定 対象市区町村】
◆食材の地域性を包括的に考え、周辺の市区町村との連携を基盤に豊かな郷土(ふるさと)のあり方を実現していく。
2年目からは若手シェフを招聘して、レストランを核に活性化を図っていく。
(東京などにいて開業準備期間で勉強しなおすシェフや、海外での経験を携え帰国するシェフなど)
期間 | 店舗を置く市区町村 | 連携する市区町村 |
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1年目~ | 田野畑村 | 岩泉町・普代村など |
将来的計画として | 軽米町 | 九戸村・一戸・洋野町など |